さようなら、いままで魚をありがとう (河出文庫)



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さようなら、いままで魚をありがとう (河出文庫)
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それでもイルカは去る。

4作目にして、真のヒロインが登場。いや、アーサーが主人公ならそういう立場という話。
あいかわらずのナンセンスが楽しいけど、いままでになくロマンティックな話でした。
<外伝>って感じかな

映画化された「銀河ヒッチハイクガイド」3部作の4冊目。
日本語訳されたのは、これが初めてです。

実はダグラス・アダムスは3冊目で終えるつもりだったのに、諸事情により無理やり書くことになったといういわくつきの作品。
そういう事情もあって、これまでの3作とは趣が違い、宇宙SFというよりは、地球ラブロマンス(?)といった中身になっている。
もちろん、おなじみのキャラクターたちは登場するものの、いきなり舞台が地球に戻っていたりするので、「あいつは一体どうなった(?)」と気になることばかり。この辺りは、最終作「ほとんど無害」で明かされるのかな?

本編とは違った楽しみの<外伝>という雰囲気で、中身もこれまでよりはおとなしめですが、こうういうのもありでしょう。
ここまで来たら「毒食えば皿まで」で、最終回まで読むつもりです。
相変わらずの英国ナンセンスなのですが、SFではなく恋愛ものです

シリーズ第4作目。翻訳者もおっしゃっておられますが、映画のおかげで、昔第3作までしか翻訳されなかった、このシリーズの4作目の本書が翻訳されて読めることは、大変喜ばしいことです。
 私も、映画を見てこのシリーズを読み始めたのですが、この不思議なナンセンスというかユーモアの感覚は病みつきになりますね。今回は、紅茶を飲むしか能がないようなぼんやりアーサー君が激烈な恋愛に落ちます。相手は、過去のこのシリーズにチラッとだけ描写されたあの女性です。なかなかお似合いです。フォード・プリーフェクトとマービンも登場しますよ。
ドタバタから純愛物語に?

『銀河ヒッチハイク・ガイド』ファン待望の第四弾。本国では1984年に発表された作品ですが、ようやくここに本邦初訳となりました。
 今回は地球に戻ってきた(!)アーサーのラブ・ストーリー。このシチュエーションは、作者の執筆時の心境を反映しているそうです。ちなみにアーサーのお相手は、一作目に登場したあの女性です。
 過去の三作とはちょっと毛色が異なり、今までは周囲に振り回されっぱなしという印象だったアーサーの成長・心理の描写が細やかで引き込まれます。フォードやマーヴィンも引き続き登場しますし、前作のラストにあった「神のメッセージ」をオチにした本作の構成は、当シリーズにここまで付き合った読者にはとても楽しめる作品ですね。
 シリーズ最終作となる”Mostly Harmless”も近刊予定とのこと。楽しみです。
三部作の"4作目"

邦訳版の「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズの3作目のあとがきで紹介されている三部作の"4作目"が、この本です。シリーズ1作目の冒頭でいきなり地球が破壊されてしまいますが、本作品では、パラレルワールドで地球がイルカに救われて破壊されなかった世界が舞台で、主人公アーサーデントは地球に帰ってきて、ある少女と知り合い、恋に落ちます。邦訳が出てないですが、一読の価値があると思います。



河出書房新社
ほとんど無害 (河出文庫)
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